2010秋山登山 ~常念岳~ その3

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2日目ご来光をどこで見るか迷っていた。
楽して小屋の前で見るか、それとも1時間かけて常念岳山頂で見るか。
常念岳小屋のスタッフさんも
「小屋の前でも十分見れますよ~。
 朝1時間半もかけて山頂行く人もあまりいないですよ」という。
あ、そうなの?
でも、あまのじゃくな僕はせっかくなのでやはり山頂からのご来光にこだわり
常念岳山頂から見る事にした。
この時期、日の出は6時くらいで、
山頂までのコースタイムは1時間(だと思っていた)なので
朝4時45分くらいに出発すれば間に合う(はずだった)。
ヨメさんは、体調を心配して小屋で待ってるという。
(え~!ここまで来て~?とも思ったのだが、
 ここはヨメさんの意見を尊重することにした。)

さて、翌朝。
朝4時30分起床。空は曇っていたがガスは晴れている。
まだ暗かったがうっすら常念岳山頂も槍ヶ岳も見えている。
これはご来光が期待できそうだ。
予定通り常念岳小屋を4時45分出発。
真っ暗の中、ヘッドライトの明かりを頼りに登山道を進む。
30分くらい登っていると空が次第に明るくなってきた。
思ってたよりも明るくなるのが早い。
ちょっと急がないとな~と思い、ペースをあげる。
東の空が赤く染まり始めた。
すごく鮮やかで美しかった。
あー、早いなぁと焦りはじめた。
でも頂上はもう少し。
そろそろ1時間登ったので
もう頂上だろうと下から見えていたピークにたどり着くと
そこは頂上へ行く道と前常念へ行く分岐点だった。
僕はてっきりそこが頂上だと思っていたのだが
さらに奥に小屋からは見えなかったピークが現れたのだ!
あ~!!しまった!!ここはニセピークだったのか!!
久々にだまされた。
頂上まではまだかなりあり、20分くらいはかかりそうだ。
赤く染まった空は徐々に鮮やかさを失い始めている。
山頂でのご来光は間に合いそうにない。
仕方ないので展望が良さそうな前常念岳に向かい、
そこからご来光を眺めることにした。

5分くらいで展望のよいところまで来た。
そこで写真を撮り始めると、
東の空は再び赤く染まり、一気に鮮やかさを取り戻した。
空は曇っていたが、眼下には雲海が広がり、
その雲海と曇り空の間に少しだけ晴れ間がのぞいていて、
そこから日の光が差し込んで雲を赤く染めていた。
あまりの美しさに、涙が出そうになった。
あぁ、来てよかった。
この空もヨメさんと見たかったな、と写真に収める。

その後、雲は赤く染まったものの
結局太陽が姿を現す事はなく、ご来光は拝むことができなかった。
でも美しい朝焼けが見れたので大満足である。
空も落ち着いてきたので、常念岳山頂を目指す事にした。



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少し落ち着いた朝焼け。

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すると、また鮮やかに焼け始めた。

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美しい~!

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美しい一日の始まり。

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燃えるような赤。

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ほんの一瞬のドラマを見る事ができた。

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20分ほどで山頂。

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山頂からの景色は素晴らしく。

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やっと槍穂高連峰が姿を見せてくれた。

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後立山連峰の山々もよく見え、

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遠くには富士山。

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中央は大天井岳。遠くに立山と剣岳も。

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展望指示板。

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安曇野の町も朝を迎えようとしている。

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しばらくこの景色を独り占め。

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神々しい朝。

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眼下には上高地。

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常念岳2,857m。

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尾根の先には去年登った蝶ヶ岳。

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雲と雲の間の世界。

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ふりそそぐ光が印象的で

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日の光を浴びる乗鞍岳。奥には御岳。

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そして、ほどなく他の登山者が登ってこられ、
お互い記念写真を撮り合ったのでした。

それにしても今回、なぜご来光の時間に間に合わなかったのか。
地図には確かに小屋から分岐まで1時間と書いてあった。
でも、分岐からさらに頂上までのコースタイムが記されておらず
頂上もよ~く見てみないと分からないまぎらわしい書き方だった。
ま、ちゃんと見てなかった僕も悪いのだが。

そういえば小屋のスタッフさんも確かに頂上まで1時間半って言ってたのを
後になってから思い出したのでありました。。

もうちょっとつづく
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by kotobanohaoto | 2010-10-27 01:25 |


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